オタクが征く-支社-

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とあるオタクの雑記ブログ。役に立ちそうな情報など書いていきます!

配信ライブに適切なディスプレイ(モニター)の選ぶポイント3点!

「機材を揃えて在宅ライブを楽しもう!!」

 

どうも、オタクが征くです。

最近、例のアレのせいで現地ライブが少なくなり、無観客配信というスタイルでライブを行うことが多くなりましたね。

無観客とはいえ、できるだけ現地ライブに近い環境でライブを楽しみたいですよね。

 

そこで今回は在宅ライブを楽しむために必要な機材であるディスプレイ(モニター)の選び方を書いていこうと思います!

一つ一つの製品のスペックを細かく紹介するのではなく、必要な機材とあなたに合う製品の選び方を提案できればと思っています。

浅く、広く紹介しますので、製品スペックなど細かい所は店などで調べてみてください。

それでは行ってみましょう!!

 

目次

 

 

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この3点!!

モニターを選ぶ時に確認して欲しい所は3つあります。

FPS、解像度、パネルの3つです。

 

FPS

FPSとはフレーム毎秒のことです。10fpsなら1秒間に画像を10枚処理できることを表します。よってFPS値が低い程、画面がカクついて見えます。

世の中には144fps以上対応しているゲーミングモニターというものがありますが、映像を観る用途に限定するのなら、
144fpsは完全にオーバースペックです。

 

理由は
配信元(youtubeなど)が144fps以上対応していないことが多いからです。

例えばyoutubeなら最大60FPS対応だと言われています。なので、144fpsのモニターで60fpsの動画を観ても、実際に私たちに見える映像は60fpsになります。

(仮にyoutubeが144fps対応して、動画を60fps対応のモニターで観れば私たちの目に入ってくる動画は60fps)

 いつも使っている配信先のサイトで、どのくらいFPSが出るのか確認できたらしましょう。

 

解像度

4KとかフルHDの分野です。一度は耳にしたことがあると思います。

画面は小さな光点(ピクセル)がたくさん集まり、色を変えたり消えたりして映像を表現しています。
解像度が高い程、画面内のピクセルが多くなり、映像が綺麗に見えます。

解像度表示の例

1280×720    HD 

1920×1080 フルHD

2560×1440 4K 

これに関しては
フルHD(1920×1080)一択でしょう。

理由はFPS同様配信元が4Kに対応していない所が多いからです。

(大体の配信元の最高解像度がフルHD対応)

4Kのモニターは正直高いです。

また、HDでもいいですが、せっかくならできるだけ綺麗な映像を観たいと思うのでフルHDにしましょう。最近のモニターの主流もフルHDなので。

 

パネルの種類

これはあまり馴染みのない人が多いと思います。

パネルにはTN、VA、IPSの3種類があります。

(時々ADSパネルも見かけますが性能はほぼIPSパネルと同じです。生産元が違う為、名前が違います。)

 

TNパネル

ゲーミングモニターに採用されているものが多いです。

良い所は安価なところが挙げられます。

(他にも応答速度が速いなどがありますが、今回のコンセプトから外れる為、無視)

悪い所は視野角※が狭い、色再現が微妙なことが挙げられます。

※視野角というのは、映像を観る角度のことを表しています。視野角が狭いと、画面を斜めから見ると変色して見えます。

TNパネルはどちらかと言えば、ゲーム用途に向いています。安いのは魅力的ですが、視野角が狭いので、自分はあまりお勧めできないパネルだと思っています。

座っておとなしく観る分にはまだいいですが、身体をたくさん動かしながらライブを観る人にはお勧めしません。

 

VAパネル

映像向けモニターによく採用されています。

良い所は、コントラストがはっきりしている(特に黒色の表現が優秀)、TNパネルより視野角が広いことが挙げられます。

悪い所はIPSパネルよりは視野角が狭い、色再現が微妙なところが挙げられます。

まさに映像向けスペック。
特に明るい所は明るく、暗い所は暗く表現するというコントラストの性能は優れています。

視野角がそこそこ狭いのは気になりますが、個人的にはそこまで気になるような角度ではないと思います。おすすめできます。

 

IPSパネル

よく映像制作する人が利用していると聞きます。

(自分が利用しているモニターもIPSパネル

良い所は色再現が優秀、視野角が広いことが挙げられます。

悪い所はVAパネルよりコントラストは優秀ではない、高価なものが多い点が挙げられます。(それでも最近は安くなってきている。)

何より、視野角が広い点と色再現度が優秀なのがポイント高いです。視野角が広いので2人以上で配信を観る用途でも十分対応できます。

おすすめです。

 

ディスプレイまとめ

ディスプレイを選ぶときは
60fps以上、解像度フルHD(1920×1080)以上、IPSパネルかVAパネル

この辺りを私はおすすめします。60fps、フルHDの最低スペックで選ぶのならば、画面の大きさにもよりますが、およそ1.5万円で購入できます。(1.5万円は24インチの場合)

 

テレビはどうなの?

テレビを使用するメリットは既に持っているなら別のモニターを買い足す必要がないです。

デメリットとしては解像度、対応FPSが高くない可能性がある点です。

もし、テレビが小さくてライブ用の大きいモニターが欲しいなら買うことをおすすめしますが、テレビが古いものではないならば、テレビをモニターにして利用するのはアリです。

 

ディスプレイだけ買っても意味がないという話

ディスプレイは単体では使えません。映像を出力するものが必要です。
(パソコンやスマホなど)

 

また、ノートパソコン(機種による)やデスクトップパソコンならHDMI端子(後に説明)でディスプレイと繋げることができますが、スマホだとHDMI端子がありません。

もし、スマホをモニターやプロジェクターに出力するのなら、スマホの端子をHDMI端子に変換するケーブルが必要になります。

よく覚えておいてください。

 

HDMI端子

映像を出力するケーブルを繋げる端子です。

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映像端子:HDMI端子、VGA端子(青色)、DVI端子

※DVI端子は近年あまり見ることのない端子なので説明は省略します。

 

このようなケーブルを繋げる端子がディスプレイにもパソコン側にもあるはずです。

この端子に適応しているケーブル(HDMIケーブル、VGAケーブル)でパソコンモニターを繋げます。
パソコンの代わりにスマホを使う場合は「変換ケーブル」を使います。

変換ケーブルを使うと、VGA端子をHDMI端子に変換して使用できます。

変換の種類は他にもiPhoneのLightning端子からHDMIに変換できるものや、USB端子からHDMIに変換できるものなど、種類がたくさんあります。

 

下記に対応表を載せておきます。参考にしてください。

どうしても分からないなら、店員さんに自分やりたいこと(持っているスマホをモニターに映したい、〇〇端子と〇〇端子の変換ケーブルはどれ)など伝えれば、対応した物を持ってきてくれるはずです。

スマホをモニターに移す場合は使用しているスマホの端子をあらかじめ調べてください。

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最後に....

最近のライブ配信は視聴料金がかかることが多くなってきました。そのため、この状況が落ち着いても、そこそこお金が稼げるライブ配信を止めることはないと私は考えています。

ですので、これを機にライブ環境構築に投資してもいいかもしれませんね。

もちろんライブ配信の他にもテレビ視聴やゲーム、ライブブルーレイ視聴にも大きな力を発揮してくれることでしょう。

 

以上です。参考になりましたか?

今後エンターテイメント業者はどのようにして現地ライブに匹敵するほどの配信ライブコンテンツを提供してくれるのか、今から楽しみですね!

 

※配信を楽しむ時は騒音に注意するなど、近所迷惑にならないように配慮しましょう。